個別セラピーについて
目的
発達の順序に従って、保護者様、お子様のご希望やご心配の解消と軽減の為にプログラムを行います。概ね30分から40分程度、個室又は集団室で先生がマンツーマンでお関わりします。
どんなことをやるの?
学習の進捗に従って、個別でのプログラム。お家や園でも出来るようになるためのプログラムを段階的に作成し、進めます。基本の流れはありますが、お一人お一人のご希望と発達に合わせたプログラムを作り、ご家族様にもご説明します。
たとえばセラピーのポイントを1つ2つ挙げるとしたら?
「“欲しいもの”を言葉を使って言えるように。」という希望があったとします。環境設定とマンツーマンの援助で、「…だい。(ちょうだいの語尾)」が言えるようになりました。他の先生にも言えました。更にお家でも「…だい。」の発語の時は本人が要求している物を出来る範囲で渡してもらえるようになりました。その般化ができたらその後「おーあい」次いで「ちょうだい」と明瞭性を形作っていきます。
そのポイントを、どうやってクリア(達成)していくの?
お子様の日ごろの様子を確認し、例えば「ジュース、ちょうだい」と欲しいものをより具体的に伝えられるように練習したり、「あけて」や「とって」など違うシチュエーションの際にも要求を出していけるように練習したりしていきます 。 言葉で便利に要求を伝えられたという経験を得られたことで、今後も言葉で要求を伝えることが増えていきます。そのような成功体験を様々な場面で確実に積み上げてまいります。
保護者には結果をどうやって教えてくれるの?
プログラム内容によって、変わります。ご家庭での変化のポイントをお伝えして、実際にご様子が変わった所を見て頂く事もあります。基本的にはプログラムごとにデータシートを取っていますので、その説明をいたします。